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女性向け恋愛ノベルゲーム

最果ての娘 -The End of the World Mourguen-


使用ツール Live Maker
動作環境  Windows98/98SE/Me/2000/XP/Vista/7/8
配布形式  フリーウェア DL形式
配布開始  2015年予定
プレイ時間 未定
エンド数  7
攻略対象  2人(ニコ・クラエス)

体験版(ver.1.0 33MB)

Vectorにとびます。

story

海の彼方に浮かぶ島



島を囲む潮たちは、さまざまなものを運んでくる

誘うように 導くように


貝殻

魚の死骸

珊瑚

船の残骸

まれに、人


鳴りやまない潮の音は、まるで人魚のうたう声のよう

寄せては返し響く音は、嵐を呼ぶ人魚の歌声

 

世界の果てに浮かぶ島



そこに暮らす一人の娘は、恋人の帰りを待っている

嵐の去った朝は灯台に登り、恋人の船を捜す


娘を置いて、宝探しに行った恋人の姿を

 



その娘を見守るのは、ひとりの青年

彼は無邪気に恋人を待つ娘を見守り、全てから守ってきた


 

 



そんな二人が住む島に、一人の男が流れ着く

―――その男は、娘の恋人によく似た姿だった

characters
characters2

The others

world

【灯台島】 とうだいじま

 

物語の舞台となる海に浮かぶ絶海の孤島。

周囲に他の島や陸もなく孤立しており、面積も小さく人口も少ない。
島の周囲に流れる潮の関係で、様々な漂流物が島に流れこむ。
潮の流れは速く危険で、昔は船が巻き込まれることもあった。
そのため島には灯台があり、それを灯すことが島の重要な役目になっている。

他の島や陸地との交流は少なく、島を訪れる船は多くはないが、交易などの中継点として様々な種類の船が訪れる。
たまに訪れる船が外の情報や品々を島に運ぶ。
閉鎖的な空気があるが、稀に島に流れ着きそのまま帰化する人間もいる。

強い潮の関係で漁はあまり盛んに行われていない。
そのかわり森が豊かで真水も湧いていることから、農業が行われており島民は自給自足に近い生活を送っている。

【ムールゲン】 Mourguen

 

「わだつみうまれ」「海から来た者」という意味。

「ムールゲルト」とも呼ばれる。


島の伝承にある人魚の名前から来た言葉で、島民からは畏怖の対象となっている。
その人魚はムールゲンという名で、美しい黒髪と歌声を持っていた。
また島一帯の地域に住む人々は淡い髪の色の者が多く、黒髪はめったに生まれないため、不吉の象徴とされている。

そのため、いつからか島に漂着した者の中でも、黒髪の者を伝承の人魚と重ね「ムールゲン」と呼び畏怖するようになっていった。
背景には漂着した者を「よそ者」として排斥する閉鎖的な島の性格がある。

【人魚のうた】 にんぎょのうた

 

島につたわる伝承。黒髪の人魚、ムールゲンの物語。

灯台島の由来を歌っているものである。
ひとりの人魚が住む島に遭難船が流れ着いた。
人魚は船に乗っていた人間たちを介抱してやったが、

回復した人間たちは欲に目が眩み豊かな島を手に入れようと、人魚を追い出してしまう。

島を追われ海を彷徨う人魚は悲しみに暮れ、かつて暮らした美しい島が恋しいと嘆く。
悲しみに満ちた嘆きの歌声が嵐を呼び、島は波に閉ざされてしまう。
嵐は三日三晩続き多くの人間を海へと攫った。

嵐の明けた四日目の朝、島は強い潮に囲まれていた。
それ以来、島に帰りたいと嘆く人魚の願いに応えるように、潮は様々なものを島に運ぶようになった。
人間たちは灯台を作り、島のそばを通る船が潮に巻き込まれないように灯りを灯すようになる。

嵐の夜には今も、波の音に混じって人魚の歌声が響いているという。

【灯台守】 とうだいもり

 

島にある古い灯台の番をする者。

島の名前にもある灯台。
潮の流れに船が巻き込まれ、島にぶつからないよう警告するため毎晩灯りが灯されている。
灯台の管理と火の番をしており、代々ニコの家が継承してきた役目。
島に流れ着く漂流物を集めるのも灯台守の仕事である。

灯台守は灯台のすぐ横に住居があり、島の内陸に暮らす他の島民とは距離を置いている。
ニコの兄がいなくなってからはニコがひとりでその役目を引き継いでいる。

【薬屋】 くすりや

 

森で採れる植物から薬を作る仕事。

灯台島には深く豊かな森があり、そこから採れる植物を使って様々な薬を作っている。
薬屋の知恵の多くは人魚ムールゲンから教わったものとされている。
頼りにされている反面、他の島民からは畏怖されている面がある。

現在はカトヤがその役目を担っている。
カトヤは前代の薬屋だった老婆に薬屋となるために育てられた。

薬屋は島民ではなく、島に漂着した女が代々担ってきた。
「人魚の知恵」という由来のためと思われる。

【夏至祭】 げしさい

 

昼が最も長くなる夏至の日に開かれる、夏の訪れを祝う祭り。

 

春の収穫期が終わった後に開かれることから収穫祭の意味合いも持つ。

その日は昼間から夜まで楽の音が鳴り響き、島民たちは歌や踊りに明け暮れる。

夏至祭の踊りは縁結びの意味合いもあり、若い娘達はこの日の為に身を飾るリボンに意匠を凝らす。

 

夏至の日は一年で最も森の力が強まる日でもある。

この日のためにムールゲンは森のヤドリギを作り、祭壇を飾り、祈りを捧げる。

夏至祭はムールゲンにとって特別の意味を持つ日でもある。

【船】 ふね

 

灯台島は近海を渡る船にとって重要な補給点となっている。
また大陸や他の島から離れているため、商船や軍船以外にも密輸船や奴隷船など様々な船が島に立ち寄る。

島を訪れる船は、島内では手に入らない食物や日用品、大陸の情報など様々なものを運んでくる。
だが潮の関係等で頻繁に船が来るという訳ではなく、港に活気があるわけではない。

【北】 きた

 

大陸国家の植民地の総称。

大陸の北に位置する半島及び島々にある小国群は、現在その多くが大陸の植民地・属国とされている。
独特の文化を持ち古い風習に従った生活を営む国や部族が多い。
気候は厳しいが、鉱物資源が豊富。

大陸の国家は「蛮族の平定、文明化」を名目に、北の豊かな資源と労働力を北から得ている。

植民地・属国とされた地域の人々の中には奴隷や安価な労働力として大陸に送られる人々が多い。
北の民を扱う奴隷貿易が鉱物資源にも劣らない一大産業となっている。

大陸の国家間で続く北の領有権を巡る争いでは、北の同族同士が宗主国の兵士として敵味方となり戦うことも多い。
戦況は酷く、泥沼化している。

【大陸】 たいりく

 

島から遥か離れた場所に位置する大陸。
大小さまざまな国があるが、現在は大国が大陸の覇権と植民地の領土を巡り争っている。

灯台島の島民は島に漂着した大陸の人々の末裔であり、

島は大陸の国家から独立し中立の立場だが、文化的・人種的にも大陸の影響を強く受けている。
大陸より島への航路は大陸の大航海時代に確立された。

大陸に住む人々は総じて明るい髪色に白い肌の者が多い。

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画面は開発中のものです。完成版とは異なる場合があります。

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